六角形のモルフォ蝶のペンダントですが、この形のものを扱うのは初めてです。納められた天然の羽は、光の具合で輝く青から紫がかった濃紺まで楽しめます。特にこちらは、青がビロードのような光沢でとても美しく、やや大振りで素晴らしい存在感があるお品です。また、羽の複雑な模様が不思議な立体感を生み、青や紫の地に青黒い筋がうねる瞬間もあり、それはまるで宇宙から未知の天体の表面を観察しているような景色です。
ケースは銀の純度92.5%以上のスターリングシルバーで、チェーンもこのペンダントのオリジナルのスターリングシルバーです。
ケースの裏に誰かがピンで彫った"2053"の数字といくつかの文字が見えますが、意味は不明です。

1920年代のイギリス製。サイズは直径が約3センチ、チェーンは長さが約46センチです。
古いものですので若干の傷や汚れがあります。