フクロウのインクウェル
止り木にはフクロウが一羽、静かに何かを語りかけるようにとまっています。フクロウは古代ギリシャ、ローマにおいてはアテナ、ミネルバの聖鳥であり、古くから知恵の象徴とされて来ましたが、それに相応しい姿です。目にはくすんだオレンジのガラスが使われ、さらに迫力を増しています。
こちらはデスクトップに置き、つけペン用のインクを入れるものですが、フクロウの周囲の植物をモチーフにした装飾も細かく手の込んだ造りです。素材はブロンズですが、黒々として時の流れが創り出す見事な風合いをまとっています。昼なお暗い森の奥にひっそりと佇むフクロウと言ったところでしょうか。
今回は、このインクウエルとともに使われていたものと思われる木の軸のつけペンをセットにしてお届けします。
19世紀から20世紀初頭のイギリス製。サイズは最大で約13×10.5センチ、フクロウまでの高さが約11センチです。ペンはペン先までの全体が約14センチです。
古いものですので汚れ、傷があります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。