荒野に力強く咲くため「孤独」という花言葉があるエリカに十字架のホーリーカードです。しかし裏には、本当に綺麗な筆記体のフランス語でクリスマスと新しい年を迎えるご挨拶が書かれているのです。日付は1910年12月12日です。
合わせたメダイは背景の青が美しくマリア様の横顔が浮き彫りになり、反対の面はルルドの洞窟で少女ベルナデッタが貴婦人と会う場面が描かれています。
その貴婦人はその後聖母マリアと認定され、病人を癒すなどの奇跡とともにルルドは大切な巡礼の地となりました。
どちらも強さを忘れず、来るべき希望と癒しを思わせるセットになっています。

カードはドイツ、ミュンヘン製でサイズが約4.7×10.5センチです。
メダイはカードとほぼ同時代と思われるフランス製。サイズは約1.4×2センチ、チェーンは現行品で長さが約43センチです。
どちらも古いものですので傷や汚れがあります。