金属の扉やその周囲に手の込んだ装飾が施され、両開きの門の扉を開けると中は小さな写真立てになっています。門の素材はシルバーと思われますが、黒みを帯びてよい質感になっています。中に修道女姿の女性の写真が入っていましたが、この方が誰なのかは不明です。何かの記念、あるいは想い出の品なのかもしれません。この素敵な細工の門は古いもののようなのですが、裏にはめ込んである写真を入れる部分はシルバーではなく、そんなに古いものでもないようです。この部分だけ後で差し替えたのだと思いますが、取り外して写真を入れ替えることもできます。

表側の門の部分は19世紀から20世紀初頭のフランス製と思われます。サイズは全体が約3.3×5.5センチです。
古いものですので傷、汚れや歪みがあります。