オパールセントガラスの香水瓶です。オパールセントガラスはガラスらしからぬ柔らかな質感で青白く、それが光の加減でアプリコットの遊色を帯びます。この香水瓶の蓋はまるで青白いクラゲのようで、本体部分も曲線を多用してそのクラゲのゆらゆらとした脚を思わせる造形です。またこちらのガラスは比較的透明度が高く、瓶の内側に立ち込める遊色と青白いガラスの曲面によって様々な表情を見せます。その幻想的な風景をぜひお手元でお楽しみください。

20世紀中頃までのフランス製。サイズは全体の高さが約16センチです。
古いものですので若干の傷や汚れがあります。