アメジストの印章
19世紀の中頃、ヴィクトリア朝、イギリスの印章です。今でも艶と透明感を残す淡い紫のアメジストには、フラクトゥールの書体で "E C" と刻まれているようです。
手の込んだ細工で、メッキよりもずっと層があつい金張りが施された持ち手も、長い時を経て未だ金の重厚な輝きを失ってはいません。
柔らかく爽やかな美しさの紫に上品な金の輝きの印章を身につけていたイニシャル EC の人とは、どのような人物だったのでしょう。
1950年代、イギリス製。サイズは、印章面が約1.3×1.1センチ、持ち手の高さが約2.2センチです。
チェーンは現行品で、長さが約23センチです。
古いものですので若干の傷、汚れがありますが、よい状態です。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。