水晶のペンデュラム
ペンデュラムとは直訳すると「振り子」ですが、こちらはダウジングに使用する道具のようです。ダウジングの記録は紀元前からあり、二股の枝やエル字型の棒2本を使って地中の水脈や鉱脈を探す方法とされていました。その後、振り子を使うペンデュラムダウジングが考案されたのだそうですが、例えば水の確保が即、人々の生死を分けるような時代には大切な技術だったのかもしれません。現在では、Yes / No Question に使われたり、心の奥底で聞こえる自分自身の声に耳を傾ける際などに使われます。
こちらのペンデュラムは、天然の水晶を磨いたものですが、元々の形状や質感をかなり残しており、左右対称ではなく、最初からあったと思われる表面のざらつきやごく浅いヒビなども残っております。また欠けや傷もありますが、これもほとんどは素材の水晶にあったものではないかと思います。
石を取り付けているマウント部分はスターリングシルバーですが、磨き上げたものではなく、金属の塊としての銀に元から備わっていたようなごつごつとした鈍い質感です。
ペンデュラムチェーンもオリジナルで、スターリングシルバーです。
野趣溢れたと言っていいような雰囲気のお品ですが、古いものに魅かれる皆さんとは相性がよいのではないでしょうか。
製造国、製造年の詳細は不明ですが、20世紀前半までのイギリス製と推定しています。
サイズは本体が約2.5センチ、チェーンが約18センチです。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。