額装図版「夏」
四季を表す版画に手彩色のフレームです。こちらの絵は「夏」で、小麦を抱く女性は豊穣の女神でしょうか。寒冷なヨーロッパでは夏が短く、秋が収穫の祝祭に早々と終わりを告げ、長い冬はすぐそこです。その前のひと時、夏の女神は希望に満ちた優しく暖かい微笑みを浮かべています。
フレームはところどころ金色の塗りがはげていますが、長い年月が醸すよい雰囲気です。どこかのご家庭の居間にでも飾られていたのでしょうか。
推定19世紀末のフランス、パリ製。サイズは約11.4×16センチでガラスが入っています。
古いものですので、絵にシミがあり、額縁に傷みがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。