額装図版「秋」
四季を表す版画に手彩色のフレームです。こちらの絵は「秋」です。夏に早々と終わりを告げ、長い冬を予感させる秋ですが、秋の女神も恵み深く、豊穣はもうひと時続くのです。
「葡萄が熟すともう秋だ。さあ、ワインを仕込んで長い冬を乗り切るとするか。」人々は口々に言い合うのでしょう。秋の女神も優しい微笑みをたたえて見守っています。
フレームはところどころ金色の塗りがはげていますが、長い年月が醸すよい雰囲気です。どこかのご家庭の居間にでも飾られていたのでしょうか。
推定19世紀末のフランス、パリ製。サイズは約11.4×16センチでガラスが入っています。
古いものですので、絵にシミがあり、額縁に傷みがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。