爽やかなソーダ水のようなクリスタルガラスのビーズをあしらったロザリオです。本当に清楚で涼やかな印象ですが、手にするとクリスタルガラスの重みが伝わってきます。
また、キリスト教では青は高貴な女性、すなわちマリア様を象徴する色で、「アヴェ・マリア」を唱える時に使うロザリオにふさわしい色でもあります。
クロスはイエス様の姿が立体的に、手のひらの釘まで精緻に表現され、中程のプレートには十字架の立つ墓所とマリア様の姿が描かれています。

20世紀前半までのイタリア製。サイズは、クロスが約2.8×4.8センチ、チェーン部分が約62センチ、クロスとチェーンを繋ぐ部分が約10センチです。本来、ロザリオは首からかけるものではないのでチェーンを切り離す環がついておりませんが、こちらはチェーンの長さが約62センチありますので首にかけていただけると思います。
古いものですので金属のクロスやプレートに若干の汚れがあります。