栞人形「魔女オルガ」
この妙に細長く平べったい人形達……一体何かと思えば、実はウクライナの栞人形なのです。栞にしては大きく嵩張るのですが、きっと読む本も大きいのでしょう。挟んでみると本の中から女性がこちらを「続き読まないの?」というような目で見ていて、読書が進みそうです。読書のお供にいかがでしょう。
ひとつひとつ手作りで、実に個性豊か。精巧な作りではありませんが、素朴で温かく、作り手の人柄までも伝わって来るようです。こちらは顔部分に妖艶な女性の顔が貼り付けてあり、毛皮の襟巻にショールを羽織ったロングドレスなのでしょう。ちらりとこちらに目線を送る何か企んでいそうな訳ありの表情が妖艶なので「魔女オルガ」とウクライナ風の名前をつけてみました。
素材は "cotton" とのことですが、厚紙に綿布を貼り付けて固めたものに彩色したものなのでしょうか。製作年の詳細はわかりませんが、20世紀中頃までのものと思われます。
サイズは全長が約30センチ、胴体部分の幅が約3.7センチです。
古いものですので、全体に汚れや傷みがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。