本物のモルフォ蝶の羽根を使ったブローチです。イギリスでアールデコの時代に流行しました。台はスターリングシルバー製。光を受けてキラキラ光る蝶の羽根は、遠くから見てもとても目立ちます。

こちらのお品は、シンプルなデザインのケースの中に青がとても美しく輝き、光の具合でわずかに紫を帯びた濃紺など様々に変化します。また、羽根の筋が不思議な立体感を生み、多様な模様や表情を見せます。

1920年代、ブラジル製。サイズは約1.8×1.8センチです。
古いものですので、若干の汚れ、傷があります。

この鮮やかな青は「色素」ではなく「構造色」です。CDやシャボン玉が虹色に光るのと同じ仕組みで、微細な構造によって光が干渉して青に見えます。ですから、角度によって色味が変わります。写真とは少し違って見えるかもしれませんが、ご理解下さい。