書籍「キリスト教の瞑想第5巻」
「日々の聖句、主な祝日で読まれる聖文、福音から取ったキリスト教会の瞑想 第5巻」と題されたフランス語の古い書籍です。1820年、フランス、リヨンで出版されたものですが、当時のキリスト教の書籍に見られる皮の表紙に金文字の装丁で、質素ながらも丁寧に造られています。何冊かある「瞑想」シリーズの一冊のようですが、使い込まれた表紙、古い紙質などもよい雰囲気です
この第5巻は「聖霊降臨祭後の16週目」の「日曜日」から始まり「教会のために耐える」と書かれています。そして聖パウロについて語られ、その後にエフェソス人への手紙からの引用へと続きます。このように聖句を参照しつつ、日課の祈りとして瞑想しましょうということのようです。
さらにこの本には、1910年4月24日の選挙候補者のチラシが挟まれていました。この本の出版から90年後のものですが、ひょっとしたらその当時の持ち主がそのチラシをこの本に挟んで投票所に行ったのかもしれません。何代か人の手を渡りながら、大切に読まれていたのでしょう。
サイズは約10.7×17.8センチ、厚さは約3.2センチです。
古いものですので各所に傷みや汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。