透明なガラスの3面のまずひとつ目に男性の横顔、もう一面には、正義の情緒である天秤を持つ手とたてがみを持った獅子に "GRACE A LA JUSTICE" と思われる文字が彫られています。ただしJUSTICEの最後のEは欠けて失われています。こちらは「正義の恩恵」「正義の加護」とでも訳すのでしょうか。

この横顔は古代ギリシャの哲学者を思わせますが、もう一面の言葉との関連から今ひとつはっきりと読み解けないでいます。

19世紀、フランスまたはイギリス製。サイズは、印章面がひとつ約1.8×2センチです。
古いものですので、全体に欠けや傷があります。