四つ葉のワイングラス
19世紀、チェコ、モーゼルクリスタルのワイングラスです。ちょっと珍しく、上から見ると四葉のクローバー型、金彩も豪華で、ワイングラスらしくふんだんなブドウが見事な立体感で描かれています。
四方に赤いガラスを配し、芳醇なワインの香りが漂ってくるようですが、さて、赤ワインを注ごうか、白ワインが相応しいのか迷ってしまいます。実は、試して見ました。赤を注ぐと、深い赤のビロードに金彩がのったと言えば一番近いと思いますが、本当に重厚で上品な表情になります。白を注ぐと、赤いガラスが素敵なアクセントになり、金彩はワインの微妙な色味を背景に実に鮮やかかつ軽やかに踊っています。
この素晴らしいお品をぜひお手元で、心ゆくまでお楽しみください。
サイズは、飲み口が約7.2×7.2センチ、高さが約13センチです。
飲み口や脚の縁の部分の金彩に擦れや欠けがありますが、それ以外は時代の割りには大変よい状態です。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。