松の印章
持ち手に松葉と松かさが浮き彫りになっている印章です。松というと和のイメージかも知れませんが、pineの語源はケルト語の「山」から来ているとの説もあり、もちろんヨーロッパでも意匠として使われているのです。松葉の直線と松かさの楕円が相まって、意外とスッキリした印象を受けます。古い持ち手の表面の、特に松の部分が所々はげて下の金色が見えているところは、巧まざる景色となり、よい雰囲気です。
印章はJDのモノグラムではないかと思われ、ワックスシールとしても実用していただけます。
19世紀から20世紀初頭のフランス製。サイズは、印章面が直径約1.4×1.5センチ、持ち手を含めた高さが約6.5センチです。
古いものですので、若干の汚れがあり、印章面にわずかに反りがあります。
なお、持ち手は中空になっており、見た目よりも若干軽く感じるかも知れません。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。