星座カード「夜空」
これは20世紀前半から中頃、東ドイツなど東欧圏で流行った「カルテット」というゲームのためのカードです。「カルテット」は同じ種類のカードを4枚集めると出すことができて、早く手持ちの札がなくなると勝ちというババ抜きのようなゲームです。このカードは星座カルテットで、「夜空」と題され、例えば「おおぐま座」「こぐま座」「カシオペア座」「ケフェウス座」が一つのグループという、ゲームをしながら星座の学習もできるもので、ちゃんと説明書きもついています。
ところで「カルテット」は、ゲームの中で「××さん、〜のカードを持っていますね。」と問いかけ、問いかけられた人は持っていればそのカードを必ず出さなければならないというルールがあり、ゲーム終盤で手持ちの札を多く残した人が、読みを駆使して一発逆転するという頭脳戦が展開され、大人にも人気がありました。
このカードは、シンプルな中にも温かみがあり、みんなが寄って楽しむ雰囲気が伝わってくるようなデザインです。
1950年代、旧東ドイツ、ライプツィヒ製。サイズは、カードが約7.5×11センチです。
箱はセロハンテープで補修してあり、カードにも折れや傷みのあるものがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。