聖体拝領の十字架
金属の台座に厚く磨いた真珠貝のクロスを嵌め込んだ十字架です。金属のキリスト像が時を経て大変よい風合いですが、真珠貝は虹色の光沢を失っておらず、まるで後光がさしているかのようです。オリジナルの箱もついており、古いものですので内外に傷みはありますが、内張の青の深みは今も感じられ、留め金はパチンと閉まります。
こちらは裏に文字が彫られており、1869年5月23日、Anna Gagnoux という方の聖体拝領の記念のお品のようです。
全体に大振りで、時の流れが生み出す重厚な存在感の中に、神々しさも垣間見える質感をお楽しみください。
19世紀、フランス製。十字架はサイズは約4.3×8.5センチ、厚みが約0.5センチです。オリジナルのケースは約6×11センチ、厚さが約2センチです。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。