手吹きガラスのクーペ
クリスタルガラスにどっしりとしたブロンズの脚がついたクーペです。クリスタルガラスは半透明で、少し曇ったような不思議な質感の地に、蜂蜜色のラインが、まさに蜂蜜を細く撫でつけたようです。ブロンズの脚もよく見ると細かい装飾が施され、ずっしりとした重みもあります。
シンプルなフォルムに、多過ぎも少な過ぎもしない、程をわきまえた意匠が実に見事です。
ガラスに一箇所、3センチ程度の筋がありますが、これは製作された時からあった釜傷と思われるもので、ヒビではありません。
1920年頃、フランス製。サイズは、高さが約18.8センチ、口の直径が約8.5センチで、一点でも十分に存在感がある大きさです。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。