透明な黄色うガラスに、紳士がひとり彫られています。斜め横向に立ち、片手を出し、誰かに向かって何か話しかけたそうな雰囲気です。さらに、小脇に何かを抱えているようにも見えます。

"HOPE I DON'T INTRUDE"「お邪魔はしません。」と文字が彫られ、これは「ちょっと失礼しますよ。お邪魔じゃないでしょうね。」というくらいの意味でしょうか。

これは書簡の封蝋のシールとして、結構、機知に富んだ表現かもしれません。知り合いからこんな手紙が届いたら、何か面白いことが起こりそうな気がしませんか。

19世紀から20世紀初頭の英国製。サイズは約1.4×1.6センチ、持ち手の高さが約2.5センチです。チェーンは現行品で、長さが約40センチです。