守護天使のカード
十字架の側で祈る天使。絵柄としてはデスカードのようですが、亡くなった方のお名前などがありません。どうやらこのカードは、自らの死後、守護天使に墓標の側で祈って欲しいと願うカードのようです。したがって、ホーリーカードともデスカードともつきませんが、死後の平安を守護天使に託す、一種のお守りのようなものだったのでしょうか。
比較的小さな絵柄で、カードの状態もあまりよくありませんが、天使の表情、十字架に絡みつく花、そして周囲の装飾、全てが細かく描きこまれ、独特の雰囲気を醸し出しています。
製作年ははっきりしませんが、カードとしては古いものでしょう。19世紀、パリでの製作と思われます。
サイズは約6.5×10センチです。古いものですので、全体に汚れ、傷みがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。