マイクロフォトグラフの十字架
小さな金色の十字架……これだけならありふれたアクセサリーですが、十字架の横の穴から覗くと、小さな小さなノートルダム大聖堂が見えます。これはマイクロフォトグラフという極小写真の技術です。聖品にちょっとした遊び心が面白いですね。
マイクロフォトグラフは、1852年にイギリスで発明された写真技術です。当初は遊び心から作られましたが、後に普仏戦争で機密情報を転送される為に使われました。スパイ映画などでよく見る「マイクロフィルム」の走りです。こちらはそれが仕込まれた十字架です。ミクロの大聖堂なんて洒落てますね!
19世紀フランス製。サイズは、十字架が1×2センチ、チェーンは現行品で長さが約60センチです。
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