聖遺物入りの十字架
聖遺物入りの十字架はいかがでしょう。厚みのある十字架の下のネジを回して開けると、中の空洞に木片のようなものが入っています。聖人の遺物を入れた聖遺物には様々な効果があるとして、お守りとして大切にされて来ました。
詳しい事はよく分からないのですが、中には「リグナム M オリバルム」と書かれています。これはラテン語で「オリーブの樹」という意味ですので、この木片はオリーブでしょうか。聖パウロ殉教の地であるローマのトラピスト修道会トレ・フォンターネ修道院で販売されていたようです。
聖パウロが処刑される際、斬られた首が3度跳ね、それぞれの場所に奇跡の泉が湧いたと言われています。この修道院のトレ・フォンターネ(3つの泉)という名前は、これから名付けられたのです。
20世紀初頭から前半、イタリア製。サイズは、クロスが約2.5×5.5センチ、現行品の長さが約45センチのチェーンをおつけします。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。