真珠貝のオペラグラス
真珠貝のオペラグラスはいかがでしょう。潤むような美しい光沢の真珠貝で作られたオペラグラスは素晴らしいコンディションで完品と言っても良いでしょう。現在でもお使い頂けます。またすみれ色のサテン張りのケースも素敵。革製で鎖がついています。
ケースの蓋裏に「カルロ・ポンティ」というブランド名があります。カルロ・ポンティは光学機械の発明家であり写真家でもある人物で、1852年にパリからヴェネツィアに移住し、お店を構えました。これはそこで販売されたオペラグラスです。
世紀末ヴェネツィアで、この優雅なオペラグラスはどんな貴婦人の手にあり、どんなお芝居を見て来たのでしょうか。真鍮と真珠貝で出来たオペラグラスはまだまだ現役で使えます。特に難しい操作は必要無く、普通の双眼鏡と同じようにお使い頂けます。観劇のお供にいかがでしょうか。
19世紀イタリア・ヴェネツィア製で、サイズは、オペラグラス本体が最も縮めた状態で約6×10.5センチ、ケースが約7×12センチ、厚さの最大値がそれぞれ約4センチと10.3センチです。
本体、ケースともに擦れや使用感がありますが、特にケースの皮は傷みや剥がれがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。