ガラスの擬卵とシルバープレートのエッグスタンドです。擬卵は鳥類の繁殖抑制に使われるものです。鳥から卵を取り上げてしまうとまた卵を産んでしまう為、擬似卵を抱かせておくのです。古いガラスの質感は本物の卵にそっくり。手に持つとしっとり馴染みます。

卵は世界的に生命や豊穣の象徴ですよね。元々は実用品ですが、インテリアとしても良いと思います。スプーンを添えて窓辺や玄関先に置いたら洒落ていると思います。

19世紀フランス製、サイズはエッグスタンドが、受け皿の直径約10.5センチ、高さ約6.5センチ、擬卵が約4.5×6.5センチです。古いものですので、エッグスタンド、擬卵ともに汚れがあります。