博物画「アール・ヌーヴォーのガラス作品」

カラー写真などのない時代に、ものの実相をつまびらかにし、数多の人々に伝えたいという情熱からクロモリトグラフという多色刷り印刷が生まれました。石板にインクをのせて刷る技法のため、写実的なだけでなく、見る人の心を揺さぶる絵画のような図版が制作されました。
こちらは19世紀末、アール・ヌーヴォーの時代のガラス作品を紹介したものです。ガラス製品ですから、その独特な質感や立体感も伝えなければならず、射し込む光やそれによって変化する複雑な色彩、造形の美しい曲面などを巧みに描き出しています。ティファニーやエミール・ガレなどの名前が見えますが、それぞれの作品の魅力を心ゆくまで味わえる一枚です。
クロモリトグラフは1930年にはほとんど消えてしまう印刷技法ですが、ひと時、時代が育んだ素晴らしい図版をどうぞお手元でお楽しみください。

1898年、まさにアール・ヌーヴォーの同時代に、ドイツのメイヤー百科事典の挿絵として、当時、ヨーロッパ各地に上質なクロモリトグラフを提供していたライプツィヒの Bibliographisches Institut で印刷されました。
サイズは約30.8×24.5センチです。
古いものですので傷やシミ、汚れがあります。

こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。

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