すみれ色の祈祷書
1849年、フランス、リモージュにてベルナール司教によって承認された、フランス語とラテン語の祈祷書です。実際に使われていた古いものですが、すみれ色のベルベットの擦れも時代の割には少なく、口金、表紙のモノグラムや背表紙のプレートなどもしっかりと残っており、小口の金や各ページ、図版もよい状態です。
モノグラムはMとAを合わせた印章に花冠を添えたもので、気高さを感じさせ、口金も十字架に荊の冠と凝った意匠になっております。
サイズは、表紙が閉じた状態で約9×12.5センチ、全体の厚さが約3.5センチです。古いものですので、ベルベットに擦れ、見返しの綴じに切れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。