メカニカルペンシル(金)
現代のシャープペンシルの原型とも言えるメカニカルペンシルです。手帳と一緒に取り出して、何事かさっと書きとめる場面が浮かんできます。芯を先端から1本だけ入れて、先端から数えて2番目と3番目の輪になっている刻みを回すと芯が出てくる仕組みです。今の文房具と比べると何かと手間がかかりますが、使い慣れてくるとそれも愛着に変わることでしょう。
表面は使い込まれた感じの金色で、売主からの情報では金メッキよりも層が厚い金張りとのことです。ヘッドには金色の飾りガラス、刻まれた模様にも存在感があり、紐やチェーンなどを通す輪がついています。ペン先はスライドして本体に収納できます。
この時代のメカニカルペンシルは規格が微妙に異なり、適合する太さの芯を探すのがなかなか難しいのですが、このお品にはぴったりの芯を同時代の金属のケースに入れておつけいたします。
メカニカルペンシルは19世紀英国製、サイズは伸ばして約13センチ、先を収納して約9.5センチです。古いものですので、全体に使用感、擦れ、キズなどがあります。
芯ケースは金属、アメリカ合衆国製です。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。