冬の薔薇のブローチ
冬の薔薇は固く花を閉じて寒さに耐えています。しかしその固く巻かれた花弁には濃い薔薇色を留め、その色彩は枯れ野にあってただひとつ、忘れかけていた生命の美しさを私たちに思い出させてくれます。そんな朽ち果てんとしてなお残る濃い薔薇色をそのまま光の粒に封じ込めたようなブローチです。
綺麗なカボションカットのペーストガラスは大粒で透明度が高く、実際のサイズ以上にはるかな深みを感じさせます。ペーストガラスは19世紀に技術のピークを迎えて高貴な人々のドレスを飾り、20世紀に入って優れたデザインのジュエリーに多用されました。
台座には植物をモチーフにした装飾が施されています。黒みを帯びたシルバーの浮き彫りとみずみずしい光の一粒が相まって、ブローチ全体に神秘的な薔薇のエレガンスが漂っています。
1930年代、アール・デコの時代のイギリス製と推定されます。台座はテスト済みのシルバーです。
サイズは約3.7×3センチです。
古いものですので傷、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。


















