博物画「極楽鳥」
極楽鳥は主にニューギニアなどの熱帯に分布しています。16世紀には標本がヨーロッパにももたらされましたが、この未知の鳥を巡って様々な伝説が生まれ、一時はフェニックスだと考えられたこともありました。この図版は、19世紀、ドイツの著名な動物学者Alfred Edmund Brehmの著作"Tierleben"「動物の生活」の挿絵なのですが、ドイツでは珍しい異国の鳥を生き生きとした描写で紹介しています。
鳴き声が聞こえてきそうな豊かな表情や躍動感に満ちた姿も素晴らしいのですが、特に幻想的とさえいえるその色彩に目を奪われてしまいます。また、周囲の熱帯雨林と思われる描写もまるで夢の中に出てくるようで、未知の世界をヨーロッパに伝えようという情熱とインクをのせて刷り上げるクロモリトグラフが結びついた、まさにこの時代が生んだ傑作と言うことができるでしょう。
1890年、ドイツで出版されました。付属のハトロン紙は他のページにインクがつくのを防ぐためのものです。
サイズは約16.8×25.2センチです。
古いものですのでシミや汚れ、傷があります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。












