博物画「ヘルメットハチドリ」
ヘルメットハチドリは南米コロンビアの高地に固有の種で、ヨーロッパだけでなく世界中でも大変珍しい鳥です。その生態が生き生きと描かれています。深く落ち着いたブラウンの色彩、羽毛の質感の繊細な描写、少し霞んだ周囲の植物、そして何と言っても背後に幻のように浮かぶ白い峰。コロンビア高地の幻想的な魅力を、希少な鳥とともに余すところなく表現しています。この夢幻の世界は、絵画的な表現を得意とする色彩リトグラフの中でも特筆すべき一枚です。
この図版は、19世紀、ドイツの著名な動物学者Alfred Edmund Brehmの著作"Tierleben"「動物の生活」の挿絵なのです。
リトグラフ製作者のセンスと力量が偲ばれる素晴らしい博物図版ですが、カラー写真がある今日では全て失われてしまった技術と言ってよいでしょう。まさに100年以上前のその時代が生み出した美しい博物画を、どうぞお部屋に飾ってお楽しみください。
1890年、ドイツで出版されました。付属のハトロン紙は他のページにインクが滲むのを防ぐためのものです。
サイズは約17.4×25.2センチです。
古いものですので傷やシミ、汚れがあります。
こちらの商品は店頭展示品のため、売り切れの場合がございます。また、古いもの性質上、汚れや傷もございます。どうぞご理解下さいませ。








