濃く深い赤のガーネットに銀の光を添えた指輪です。みずみずしいラズベリーを思わせる4粒のガーネットは内に光を宿し、クリアなペーストガラスが角度によって煌めきを放ちます。このコンビネーションはスイートでありながら優雅で落ち着いた品のある美しさです。さらに石の列がリングから少し立ち上がったデザインで、平板なリングとは違い、凛として立つ貴婦人を思わせる佇まいが強い印象を与えます。
台座は銀の純度が92.5%のスターリングシルバーに金メッキを施したもので、時を経て薄らいだ金の下から銀がのぞく景色は、その柔らかな光と寂びた趣がまさに古いものならではの魅力です。
長い時を超えてさらに美しさをまとう指輪を、どうぞあなたの指にお迎えください。

刻印されたスターリングシルバーのホールマークから1936年にイギリス、バーミンガムで検定を受けたものと思われます。
サイズは石の列が約1.8センチ、リングは日本の規格でだいたい14号程度です。
使われているガーネットは買い付け時の情報により、その後、正式な鑑定はしておりません。
古いものですので傷、汚れがあります。