渦巻く虹彩は日蝕時の太陽コロナのよう。何とも形容し難い色の義眼です。とろりとした蜂蜜色の瞳の周辺部は濃紺に縁取られ、それが溶けるように混ざりあっています。繊細で複雑、そして個性的な義眼です。ぜひ太陽光に翳してご覧下さい。

ドイツ、ラウシャの義眼で、製作は1890年頃。ラウシャは現在もガラス工芸の村として有名ですが、100年ほど前に作られたガラスの義眼は、透明感、虹彩の細工など、本当に素晴らしいものです。弊店のオリジナルデザイン、箱作家さんによる手作りの専用箱に入れてお届けします。箱の内寸は一辺約４センチですので、サイズの目安にしてください。