博物画「幼生」

¥3,000

卵が孵化してから成体になるまでの間、このような不思議な姿で過ごす期間を幼生と言います。エビなどがその仲間で、微細なプランクトンのように海中を漂います。地球上には私たちの知らない生命体の世界があるのですね。
海の中に密かに生息するこの生物の姿を表現するためにモノトーンを選んだのは見事というしかありません。その想像を超えた造形、透き通るような質感、存在そのものが醸す幻想的な雰囲気まで、モノトーンとは言っても実は深緑を巧みに操って、まるで点描画のように表現しています。
写真などない時代に海中の生物の表現方法を模索し、色彩リトグラフの全盛期とともに結実した素晴らしい作品です。
付属のハトロン紙をあててみると、それぞれの名称がラテン語とドイツ語で表記されているところも博物趣味をくすぐりますね。

ドイツの著名なメイヤー百科事典の挿絵として、1894年にライプツィヒで製作されました。
サイズは約15.6×24.4センチです。
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